WHAT'S OLD



「サドマニア」開設当初、COMPOSITIONS(論文)のページに掲げてあった制作中マーク。
あのコーナーには最初、私が大学時代にフランス語で書いた、レポート用紙25枚にも及ぶ「アリーヌとヴァルクール」についての論文を掲載する予定だったのだが、タイプで打つために会社に持っていったり古雑誌の束の上に無造作に置きっぱなしにしておいたりしているうちに、不幸にも紛失してしまった(シャレにならない・・・)。仕方がないので私の中学時代からの級友で現在大学院でデカルトについて研究している小平氏に頼んで、昔書いたサドの論文を提供してもらって何とか形にしたというわけである。


「サドマニア」開設当時のロゴと壁紙。改めて見てもつくづくダサイ。


96/12/7 今となってはめずらしい赤色の壁紙である。やはり「サドマニア」のイメージは紺だなと思い直し、現在の色に定着した。


〜SADEIQUE(サドイック)〜

この言葉は恥ずかしながら私が考えた造語である。意味はサド侯爵主義とでも言おうか、要するにサド侯爵を思想的、文学的、哲学的に語る上でのプリンシパルを意味する。私はかねがね、SADISM(サディズム)という言葉が加虐的愛情を指し、マルキシズムのようにサドの主義を表す言葉にはならないものかと考えていたが、ある日友人に「そういう言葉はあるよ。"sadique"というのがそうだ。」と教えられ、辞書を見てみるとこれもやはり加虐的愛情を指す様なことが書いてある。はて、友人の勘違いか引いた辞書が悪いのか解らなかったが、まあいっそ自分で創ってしまえと、"sadique"にストイック(stoique)をかけてSADEIQUE(サドイック)という言葉を編み出したというわけだ。一時期この言葉をネットを通して世界に広められたら、とまではいかなくても、ネットに生きる「サドマニア」を自称する人々の間くらいで定着してくれればという想いを込めて、当HPの殆どのコーナーで使用していた(殆どのコーナーのタイトルにも入れてあった)が、ひとつの言葉を自分の独断で製造してしまうことの責任の重大さを改めて考え直し、ついに1996年、12月、すべて撤去することに決定した。サド侯爵について著書も出したこともなければ、訳出したことさえもないしがない一般市民であるこの私が、ゴーマニズムでちょべりばなノリで勝手にサド侯爵に関する新語をつくってしまう権利があろうはずがない。しかも私のやり方は少々強引でもあった。参考文書として大終巻豊和書展新佛和辞典などという適当な名をつけた架空の書物をでっち上げ、それに対するフォローは何もなく、アクセスされた方の中には本気にしてしまう者がいてもおかしくはない。自分としては一流の冗談のつもりでもあったが、「サドマニア」をこれからも末永く続けていく上で、あってはならぬ不真面目で悪ふざけな行為であると思い直し、すべて取りはらった次第である。「サドマニア」に過去何度かアクセスされた方、改めて、この場を借りておわび申し上げます。


マン・レー作のサドの想像画。紙の悪い本の白黒の写真からスキャンして、画質の悪さを誤魔化すために少々加工して「美術館」に展示してあったもの。1997年5月にみきさんより綺麗な絵葉書を取り込んだものをいただき、それと入れ替えた。


1997年6月、サドの誕生日を記念して入れ替えられた、ロゴと壁紙。


サドマニア開設一周年記念ファイルの一部

サーバがやたら重くなってしまい、予定より早めに引き上げた一周年記念特別号。記念のロゴと、皆様にいただいた祝辞の言葉と、アクセス状況のグラフのみ、残してあります。

1998年3月。雑誌「ReSIST.〜風俗最前線〜」創刊号にサドマニアが掲載された。


96年8月にサドマニアを開設して以来1年8カ月もの間プロフィールのページに貼ってあった私の写真。かなり目が怖い。

1998年4月。ごま書房より発売した「ホームページガイド vol.1」創刊号に、「サドマニア」が掲載された。


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